看護師は人手不足であることが有名であり、全国で通用する資格であるため、看護師の資格があれば転職は簡単と考えている人は多いかもしれません。しかし、いくら転職先が豊富とはいえ、選び方に気を付けなければ、転職を後悔することになりかねません。

看護師が転職するときに気を付けたいこととして、勤務形態の確認を必ずすることと、キャリアアップのためのキャリアパスが整っているかを調べることが挙げられます。これらをしっかりと調べておくことで、転職後の生活を有意義に過ごすことができるでしょう。

まず、勤務形態は、2交代制と3交代制のどちらであるかを確認することが重要です。
2交代制は、長時間勤務になりますが、休みが多くなります。3交代制は一回の勤務時間は短いですが、シフトが複雑で日中の時間をとることが難しい場合があります。
自分のプライベートの生活との兼ね合いを考えて、自分に合った勤務形態を選ぶことが大切です。プライベートにしわ寄せがくる働き方はいずれ、無理がきてしまうことが多いです。

また、キャリアパスについて調べておくことも大事です。
看護師として勤務を続けていくと、主任、師長と役職が上がっていくことが一般的です。しかし、中には中途採用者は管理職に登用されない病院もあります。また、管理職を自分自身が望まない場合、現場で経験を積んでいくことが可能かどうかも調べたほうがいいでしょう。
働いてみて、こんなつもりではなかったとならないよう最初に調べておくことで、転職後の生活が有意義なものになるかが変わります。